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フランス・アルザス社会の質問

披露宴パーティー会場を決める

披露宴パーティーについて

日本とフランスでは、結婚披露宴のとらえ方が少し異なります。
日本は、「招待客のために」段取りを細かく定めて、短時間濃縮の披露宴を行いますが、
フランスは、「花嫁花婿のために」長時間一緒に祝うものなので、招待客への細かい気配りよりも、花嫁花婿を楽しませることに焦点が置かれます。
パーティーは、長時間にわたります。大抵二部構成です。
食前酒ヴァンドナーvin d'honneur(近所の住人や顔見知り程度の人も招く。)+食事&パーティー(親戚・友人と共に翌朝まで続く。)
食前酒の会に300人くらい人を呼んで、食事は親戚や仲のよい友人だけで行うことも多くあるようです。

パーティー会場について

  1. 家で行う場合(少人数)
    親戚や友人を少人数だけ呼んで行うのであれば、家で行うことも可能です。
    ただその場合、結婚式の日は花嫁・花婿は主役で、料理の準備などができないので、理解のある親戚・知人の手伝いが必要となります。
    テーブル・いす、お酒、料理を十分に準備した上で、当日を迎えることになります。
    費用を抑えられ、アットホームな雰囲気でパーティーを行えます

  2. 会場を借りて、食べ物や飲み物を持ち込んで行う場合
    人数は多いが、費用を抑えて自分たちの力でパーティーを行いたい場合、部屋だけ借りて、全て持ち込みで行うことになります。
    料理・サービスを、知人、レストラン、ケータリング業者にお願いすることになります。
    人数が多くなる分、準備や当日進行は大変になりますが、ゲームを行ったり、踊ったりもでき、時間の制限もないので、自分の思うようなパーティーが行えます。
    レストランに料理を頼む場合、3ほどではないですが、割高になります。

  3. レストランを貸切にして行う場合
    料理・お酒・サービスのことを当日考えなくてよいのと、シックな雰囲気の中で料理を楽しめるのがメリット。
    時間制限があったり、ダンスや深夜の音楽の演奏を禁止しているところもあるので、要確認。

  4. コーディネート業者に会場準備・当日の進行を全て依頼して行う場合
    インターネットなどで紹介している個人・会社があり、バラエティもさまざま。
    庭にテントを張って、いすやテーブルを運んでもらったり、お城の近くでパーティーを行ったりできます。
    音楽演奏や映写機の貸し出しを行っています。
    十分に自分たちの意図を反映するために、準備段階で入念な話し合いが必要です
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