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生活と文化

生活あれこれ ラ・ヴィ アルザス

フランス・アルザス社会の質問

妊娠1~3ヶ月

妊娠判定

妊娠検査薬で
フランスで、信憑性99%と謳われている『Clearblue』(10ユーロ前後)は、「妊娠している(enceinte)」か「妊娠していない(pas enceinte)」かを表示してくれる他、妊娠している場合には何週目なのかの表示まで出てきます。3週間以上経っていると、「3+」と表示されます。早めに産婦人科へ電話して、健診を予約しましょう。

Laboratoireで
だいたい生理が5日遅れになった頃から、Laboratoireで尿(urine)検査をしてくれます。妊婦だけが持つホルモンの検査で、数時間で結果がわかります。

妊娠日の計算〔排卵(ovulation)と受胎(conception)〕

日本でも同様かもしれませんが、排卵日は、生理が始まってから13日目か14日目に訪れるといわれています。基礎体温は、この排卵日を境に低温期から高温期にうつります。排卵日から約10日前後が妊娠しやすい日とされています。
フランスでは、最後の生理が始まった日から換算し、この排卵日を「妊娠/受胎日」とするようです。
排卵(ovulation)⇒受精(fécondation)/受胎(conception)
胎児(embryon)は、2ヶ月目の終わりには、体の全ての器官を備えた胎児(foetus)になります。

つわり

症状は、人それぞれですが、体に変化が現れ始めます。

産婦人科への最初の健診と12週目のエコグラフィー

家族構成や前歴(外科手術歴、輸血歴、病歴、アレルギー等)を産婦人科の先生に話します。
つわりがひどい場合もここで相談します。最初の健診は落ち着いて、疑問点を全てクリアにしましょう。
エコグラフィーで、赤ちゃんの姿を確認したり、心臓の音を確認したりできます。
高齢出産の場合や、エコグラフィーや血液検査で異常があった場合、羊水検査(amniocentese)を提案されます。(⇒先天異常の出生前診断などのため羊水(liquide amniotique)を抜き取る

妊娠の届出(declaration de grossesse)

12週目の健診で、産婦人科医からもらえる調査書(formulaire)を、15週目までに、CAFと社会保障センターに送付します。
これにより、義務である7回の産前健診の払戻し、産前手当、出産手当、産休手当て等が、受けられるようになります。

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