フランスの所得税と住民税について(2023年更新)
便利なリンク Liens utiles
フランスの税制に関するリンクです。
フランスの所得税(impôt sur le revenu)について
フランスの所得税は、課税所得に応じ累進課税方式で5段階に分かれます(一般税法典CGI 第197条)。さらに、25万ユーロを超える高額所得者に対しては、特別課税(contribution exceptionnelle)が課せられます。
フランスでは2019年から源泉徴収制度が導入されましたが、春の調整時に給付付き税額控除(crédit d'impôt)や養育費・寄付に関する控除(réduction d'impôt)を申告します。控除しきれなかった分が、還付されることもあります。
- 10,777ユーロ以下:非課税
- 10,778~27,478ユーロ:11%
- 27,479~78,570ユーロ:30%
- 78,571~168,994ユーロ:41%
- 168,994ユーロ超~:45%
フランスの住民税(Taxe d’habitation)について
住民税とは、家主、賃借人を問わず課せられる税金でしたが、2023年度以降、全面廃止となりました。
フランスの固定資産税(Taxe foncière)について
固定資産税とは、住宅、駐車場、工業用や商業用の土地など、家主、賃借人を問わず課せられる税金です。原則として、1月1日に実際に住んでいた地域で計算されます。
上記の住民税に代わる税となりそうです。数年前から、どんどん増額しています。