アルザスワインとアルザスビールについて教えて!
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ワインやビールに関するリンクです。
アルザスワイン
Riesling リースリングアルザスやドイツで知られる最高級白ワイン用ぶどう品種。豊かな酸味を持ち、辛口から極甘口まで多様なワインを生み出します。
Muscat ミュスカミュスカ・オトネル種とミュスカ・ダルザス種。口当たりのさわやかな、フルーティーでさっぱりとした辛口の白ワインを生み出します。
Gewurztraminer ゲヴェルツトラミネールゲヴェルツとは、ドイツ語で「スパイス」という意味。黄金色で、ライチやバラやスパイスの香りを持っています。まろやかで個性的なワインを生み出します。貴腐ワインで成功した品種。
Pinot Gris ピノ・グリピノ・ノワールの変種。スパイシーな香り、蜂蜜のようなこくのある味わいを持ちます。辛口から極甘口の白ワインまで生み出します。
Pinot Noir ピノ・ノワール植えられた土地の土壌により個性が変わる栽培の難しい品種。あざやかな鮮紅色で、さくらんぼの香りを持ちます。アルザス地方ではめずらしい赤ワインやロゼを生みだします。
Pinot Blanc ピノ・ブランピノ・ノワールの変種。新鮮でさっぱりとした若飲みワインを生み出します。
Sylvaner シルヴァネールかつてはドイツで最も多く栽培されていた白ワイン用品種。キリっとした酸味と透明なミネラルを感じる辛口ワインを生み出します。
Alsace Grand Cru アルザス・グラン・クリュ上質指定4品種(リースリング、ミュスカ、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ種)のいずれかひとつを使うことが義務付けられているワイン。51の指定小地区Lieux-ditsから生産され、ぶどうの熟度や収穫量などの生産基準を満たすことが必要です。
Crémant d'Alsace クレマン・ダルザスシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方式で作られ、酸味のあるさわやかな発泡性ワイン。ぶどう品種は単独、ブレンドの両方が存在します。品種:リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、オーセロワ、シャルドネ種。
Vendanges Tardives ヴァンダンジュ・タルディヴアルザス地方で作られる甘口の遅摘みワイン。ぶどう品種は上質指定4品種(リースリング、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ種)に限定され、手摘みが義務付けられています。ぶどう果汁の最低糖分含有量が定められていて、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカは1Lあたり257g。リースリングとピノ・グリは1Lあたり235g。
Sélection de Grains Nobles セレクション・ド・グラン・ノーブルアルザス地方で作られる甘口の貴腐ワイン。ぶどう品種は上質指定4品種(リースリング、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ種)に限定され、手摘みが義務付けられています。ぶどう果汁の最低糖分含有量が定められていて、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカは1Lあたり306g。リースリングとピノ・グリは1Lあたり276g。
アルザスビール
アルザスビールの歴史6000年前、エジプト人によって作り出され、ケルト人(ガリア人)によって持ち込まれ、9世紀以降修道僧によって広まったとされるビール。フランスアルザスでも、中世時代、フランス革命を通して、人気を博しました。
フランス革命後、醸造所は、プロテスタント教徒の家庭に一気に広まりましたが、普仏戦争、第一次大戦、第二次大戦期に、変動期を迎えます。19世紀初頭には、250を数えたブラッスリーも、20世紀には、大量生産化が進み、統合を重ね、6つのブランドがフランス生産の6割を支えました。近年では、小さなブラッスリーが復活してきています。アルザスビールの今後に乞うご期待!
アルザスビール6大ブランドは以下のとおり。
- - フィッシェール(Fischer、ハイネケングループ)
- - ハイネケン(Heineken、ハイネケングループ)
- - カールスブロイ(Karlsbrau、ドイツのカールスバーググループ)
- - クローネンブルグ(Kronenbourg、デンマークのカールスバーググループ)
- - メテオール(Meteor、アルザスのオッシュフェルデンの会社)
- - シュッツェンベルジェ(Schutzenberger、アルザスのシルティグハイムの会社)
アルザスには、ビールを生むための、5つの大切な要素が揃っています。
- - ヴォージュ山脈の湧水
- - 麦芽のもととなる、アルザス沖積平野でとれる大麦
- - ビールに香りをつけるホップ
- - 砂糖をアルコールに変える酵母
- - アルザスの職人たちのノウハウ